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芝居へGO!ダブル   

昨日今日と続けてお芝居見に行ってきました。

昨日はこれ
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「肝っ玉おっ母とその子どもたち」
札幌座50回公演です。

原作はブレヒトの作品で
座長でもある斎藤歩さんが脚色演出してます。
三十年戦争(1618-1648)
カトリックを支持する旧教国とプロテスタントを支持する新教国が入り乱れた大戦
そんな中たくましく生きる商人家族の肝っ玉おっ母を中心に物語が進んでいきます。
二人の息子は傭兵を志願して無残な人生を送ることに。
話すことのできぬ娘も悲しい運命を辿ります。
辛いこと悲しいことがどんなに起こっても、おっ母は逞しい。
そんな物語だったと思います。

随所に役者さん方が自ら楽器を手に演奏するという演出が目を引きます。
役者さんって皆器用だなあと思いましたよ。


今日見てきたのはこれ
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「PION」(パイオン)
五反田団という東京で活動している劇団の札幌公演です。
今回の芝居は三人芝居。
あらすじにはこう書かれてます(丸写し)
男は女が好き。男は女に交際を申し込む。女は男のどこかが気に入らない。なんかシャク。男は食い下がり、女に話しかけ続ける。二人は動物園にデートにやってくる。そこで女は獣に出会い恋をする。

とにかく話す言葉が面白い。
どんどんいつの間にか話がすり替わっていったり、裏が表に表が裏にという巧みな会話なんです。
しょっぱなから笑ってしまう。
ヒトの話がいつの間にか獣同士の話になってたり。
主催して作・演出、出演してる前田司郎さんのセンスと頭の良さがヒシヒシと伝わってきました。

今日は20分ほどのトークショーもあり、お一人様でしたが見に行ってよかった!

この前田司郎さんという方知ってる人も結構いらっしゃるだろうなと思います。
作家として野間文芸新人賞や三島由紀夫賞受賞してたり、芥川賞の候補になったり。
戯曲では岸田國士戯曲賞受賞してます。
ドラマや映画も手掛けており私の記憶にあるものは、映画だと
「ジ、エクストリーム、スキヤキ」
「ふきげんな過去」
ドラマだと「徒歩7分」

この39歳だという青年はとても爽やかでユーモアがあって理知的でありました(*^^*)

さてさて
昨日の芝居はM先輩と一緒に観に行きました。
となるとやはりちょっとおビール飲んでから帰ろうかと(笑)
そしてやはりちょっとじゃ足りず
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カラオケへ(笑)
で、じゃあと帰れば良いものを
すぐ隣にあった居酒屋さんにちょいと寄って…

結局6時間飲み続け…
帰りのバスもなくなったのでした(>_<)
いつもの事と言えばいつもの事だけど…
また飲み過ぎちゃったですね
楽しかったから良かったけど!


by Obi-runomuyo | 2016-09-25 19:38 | Comments(2)

Commented by はりねずみ at 2016-09-26 11:49 x
こんにちは
お芝居は高校の時演劇クラブの劇を見に行ったきりですが
面白さはわからないままです
お芝居はライブですからいいんでしょうね

盛り上がり過ぎですよー【笑】
Commented by Obi-runomuyo at 2016-09-26 21:30
>はりねずみ様
お芝居見るときは、面白い!とか、舞台が綺麗!とか、俳優さんがステキ!とか、長いセリフ覚えられるなんてすごいなあ!とか、こんな話を考えるなんてすごい!とか
そんな単純な感じで見てるんです(笑)
でもクセになる(#^^#)

ちょっとおビール盛り上がりすぎましたかね(笑)

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